前歯の脇の歯がなかなか生えない?レントゲンでわかった小1娘の矯正が必要な理由

小1の娘の前歯の両脇の歯がなかなか生えてこない──。そんな些細なことがきっかけで、私たちは「矯正治療」を現実的に考えることになりました。
本記事では、歯医者でのレントゲン結果や、見た目では分からなかった問題、親としての気づきを綴ります。
同じように「様子見でいいのかな?」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
歯がなかなか生えてこない──不安の始まり
前歯の両脇の乳歯が抜けた後の異変
ある日、娘の上の前歯の両脇の乳歯が抜けました。
ところが、それから数ヶ月経っても新しい歯が生えてくる気配がないのです。
「遅れてるだけかも」「そのうち生えてくるでしょ」と思っていましたが、周りの子たちがどんどん生えそろっていくなか、親として不安に。
心配になり、かかりつけの歯医者さんに相談しました。
レントゲンで分かった予想外の問題
歯が大きすぎてスペース不足
歯医者さんでレントゲンを撮っていただいた結果、思いがけない事実が判明しました。
娘の歯は1本1本がとても大きく、生えてくるためのスペースが足りないというのです。
しかも、前歯の両脇だけではなく、これから生えてくる奥の歯も含めて、多くの永久歯が大きいことが確認されました。
歯医者さんによると、最近は顎の小さいお子さんが増えているそうで、このようなケースも珍しくないとのこと。
放っておくと、ズレて生えてしまったり、歯並びが大きく乱れる可能性があるというお話でした。
歯ぎしりが噛み合わせのサインだった
実はもう一つ、以前から気になっていたことがあります。
それは、娘の寝ているときの歯ぎしりです。
毎晩、ギリギリ…と強く噛みしめる音が聞こえてきて、「歯が削れてなくなってしまうのでは?」と心配になるほどでした。
最初は「歯の生え変わりに伴う一時的なもの」と説明を受けていたのですが、レントゲンで詳しく見てもらった結果、歯の位置や噛み合わせに問題があることが判明しました。
このままでは、正しく噛めない/うまく歯が閉じられないといった支障が出てくる恐れがあるそうです。
娘のクセと親の思い違い
「口を閉じて!」と叱ってしまっていたこと
思い返せば、娘は歯磨きのときに「いー」と口を閉じるのが苦手で、すぐに口が開いてしまうことがよくありました。
そのたびに「しっかりして!」「口を閉じて!」と叱っていたのですが……
もしかしたら、歯の構造的にうまく閉じられなかったのかもしれない。
今回の診察でその可能性を聞いたとき、思わず反省しました。
ちゃんとできないのではなく、「できない状態」だったのかもしれないと気づかされました。
矯正治療という選択肢と、親の決断
早期治療の意味を知った
レントゲンの結果を見て、私たちは「矯正治療」という選択肢を現実的に考えるようになりました。
このまま放っておけば、歯が重なって生えてきたり、かみ合わせが悪くなる可能性が高いとのこと。
将来的に食事や滑舌、見た目にも影響するかもしれないという言葉が、胸に残りました。
小1という時期で早いようにも思えましたが、「今だからこそできる治療がある」と歯医者さんにも説明され、今後の進め方について相談を始めています。
後悔しないためにできること
「なかなか歯が生えてこないけど、様子見でいいのかな」
「歯ぎしりが激しいけど大丈夫かな」
そんなふうに思っている親御さんがいらっしゃったら、一度歯医者さんでレントゲンを撮ってもらうことをおすすめします。
外から見ているだけでは分からないことが、画像で一目瞭然になることもあります。
私たちのように「もっと早く相談していれば…」と後悔しないように、ぜひ小さな不安のうちに行動してみてください。
同じように悩む親御さんへ伝えたいこと
今回は、「娘の歯が生えてこない」という一見よくあることがきっかけで、思いがけず矯正を検討することになったわが家の体験談をご紹介しました。
これから実際に治療が始まりますが、その記録もこのブログで続けていきます。
同じように悩む方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
▶ 次の記事はこちら
👉 信頼できる歯医者さんに相談した理由|小1娘の矯正スタートの裏にあった家族の経験