【保存版】子どもの矯正はいくらかかる?小1娘の実体験でわかった費用・支払い方法・家計の工夫まで徹底解説

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👉 母と父、それぞれの視点からの矯正への向き合い方
矯正費用が心配なあなたへ
子どもの歯並びが気になり、矯正を検討しているけれど、「結局いくらかかるの?」「うちでも払えるのかな?」と不安に感じていませんか?
本記事では、実際に小1の娘が矯正を始めた我が家のリアルな費用と体験談をもとに、初診から治療費、通院ごとの費用、保険の適用可否、医療費控除、そして家計のやりくりまで徹底解説します。
結論から言えば、治療の進み具合にもよりますが、トータルで100万円以上かかる可能性がある長期的な出費です。
ただし、支払い方法の工夫や医療費控除の活用、家計管理の工夫次第で、無理なく向き合うことは可能です。
「矯正にかかるお金」の全体像をつかみ、判断材料にしていただけたら嬉しいです。
目次
- 矯正にかかった初期費用は?(実体験)
- 支払い方法は?カード・分割は使える?
- 総額いくら?いつまでかかる?治療スケジュールと費用
- 保険や医療費控除は使える?制度と注意点
- 家計への影響と我が家の工夫
- これから矯正を検討する方へ伝えたいこと
矯正にかかった初期費用は?(実体験)
初診では、レントゲン+歯型で約65,000円の支出がありました。
正直なところ「えっ、初診でここまでかかるの?」と驚きましたが、レントゲン撮影や歯型取りは矯正のスタートライン。避けては通れない工程です。
あらかじめこの金額を知っていれば、もっと余裕をもって準備できたな…というのが本音です。
支払い方法は?カード・分割は使える?
一期治療の基本料金550,000円については、クレジットカードでの支払いが可能でした。
我が家では「三井住友カード(NL)」で一括払いしました。
ただ、利用枠が足りず、一時的な利用枠の引き上げ申請をしました。Webから簡単に手続きできましたが、審査に時間がかかる場合もあるため早めの対応が吉です。
💡こうしたカード活用は、支払い負担の軽減やポイント還元という面でも検討の価値ありです。
総額いくら?いつまでかかる?治療スケジュールと費用
矯正治療は一度始めたら数年単位の長期戦になります。
我が家の治療スケジュール(※2025年開始時点)
治療段階 | 期間 | 費用 |
---|---|---|
初診(検査費) | 1回 | 約65,000円 |
一期治療 | 約4年 | 550,000円 + 通院ごと5,500円 |
保定観察期間 | 約2年 | 通院ごと5,500円 |
二期治療(必要に応じて) | 約2年 | 880,000円 + 通院ごと5,500円 |
保定観察期間 | 約2年 | 通院ごと5,500円 |
🔸 合計10年近くかかる可能性あり
🔸 親知らずの抜歯など、追加治療が必要になるケースも
「矯正って、こんなに長く・高くなるんだ…」と、治療全体の説明を聞いたときは正直驚きました。けれど、あらかじめスケジュール感を知っておくことが心の準備にもなります。
保険や医療費控除は使える?制度と注意点
子どもの歯科矯正については、原則として健康保険の適用外となり、自費診療が基本となります。
ただし、先天性の疾患や外科的処置を伴う場合など、一定の条件を満たせば保険適用となるケースもあります。
こうした保険適用の対象となる医療機関は、公益社団法人 日本矯正歯科学会の公式サイトに一覧として掲載されています。
気になる方は、以下のページから確認してみてください。
また、治療目的の矯正であれば医療費控除の対象になります。
我が家では、ぶるママの矯正でも医療費控除を申告し、税金の還付を受けました。
💡 領収書の保管、通院交通費の記録などは早めに始めましょう!
家計への影響と我が家の工夫
もちろん矯正費用は家計への大きな出費ですが、我が家では次のような工夫で乗り越えています。
✅ 家計の可視化で「チーム戦」
- 夫婦でMoney Forward MEを共有
- 現金を使わずキャッシュレス決済 → 自動で家計簿に反映
- 支出を把握し、無駄をカット
✅ 金額は「分割して考える」
- 一期治療の550,000円は、4年で割れば年137,500円
- 月に直せば11,458円、1日あたり約380円
→ 1日380円で娘の未来が守れると思えば、価値ある出費
✅ 「歯は一生モノ」という認識
手元にある唯一無二の宝物を大事にするように、歯も一生の財産。
そのためにお金をかけるのは、**娘への“投資”**だと考えています。
これから矯正を検討する方へ伝えたいこと
矯正は高額ですし、迷いや不安があるのも当然です。
でも、もし「お金が理由で迷っている」なら、まずどうすれば始められるかを考えてみてください。
- 補助制度や医療費控除を活用できないか
- 家計の見直しや節約で費用を確保できないか
- セカンドオピニオンで別の選択肢を探す
- 必要なら一時的な借入という選択肢も
すべては「行動してみる」ことから始まります。
何も動かなければ、何も変わりません。
むしろ、お子さんの歯並びが進行してしまうリスクもあります。
まずは調べてみる。相談してみる。そして、家族や本人としっかり話し合って決める。
始めてみたけど「合わない」「難しい」と思えば、そのときにやめてもいい。やり直せる失敗は、何度でもOKです。
だからこそ、もし今、迷っているなら――
身近な友人や、かかりつけ医、専門医、そして家族に相談してみてください。
あなたが勇気を出して動くことで、きっとお子さんの未来にとって大きな財産になるはずです。
まとめ|矯正費用は「未来への投資」
- 高額で長期の治療だけど、その価値は大きい
- 家計管理・補助制度の活用・考え方の工夫で前向きに取り組める
- 迷っているなら、まずは相談と行動を!
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